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2019.10.23 Wedブログ施工例と事前知識現場より購入事例
リユース品に対する心配はあったが
結果的には良い買い物ができた。
当社は福井県で廃プラスチックをはじめ、廃繊維や非鉄金属の再生事業を営んでいます。時代のニーズもあり、リサイクル事業は活況とまではいかないものの市場動向は悪い状態ではありません。当社では、新サービスも踏まえて自社の工場施設も新設。それに合わせて、変電施設であるキュービクルも導入することにしました。
当初は導入する設備機器と共に、新品を導入する予定で業者さんに見積もり依頼をかけていたんです。けれど、普段からお世話になっている会社の社長さんから、「工作機械はともかく、変電系の施設は中古や再生品であるリユースで十分なのでは?」というアドバイスをいただいたんです。電気系の機器を中古で設える、という発想はなかったので最初は躊躇しましたね。
ただ高圧変電施設は、それなりに負荷のかかるものであることは容易に想像できたので、抵抗感や不安はありました。お取引先の社長にそのことを伝えると、「それはもっともだけれども、中古とは言え、一から再構築している機器なので新品とかわらないよ。特にトランスは、高性能の物を使っているので安心だ。なにより新品の約半額の金額で導入できるのが良いよね」というご返事。
※すべてのケースにおいて、新品の半額で導入いただける訳ではありません。
工場の設備投資には多額の資金が必要で、当初の見積もりよりも足が出る公算が高そうだったこともありました。それもあって、変電施設の価格が下げることができそうなのは、大きな魅力です。そこで、その社長さんの工場を見学させていただくことに。
お取引先の工場を見学させていただいて、実際にキュービクルを見て驚きました。そこに設置されていた機器は、まるで新品のようだったからです。トランスも新規格のトップランナーで、北陸電力の審査もきちんと受けてありました。
このキュービクルとの出会いで、ジャパンキュービクルさんのリユース品を購入することを決意。早速、ネットで検索して、ジャパンキュービクルさんに問い合わせの連絡を入れました。ジャパンキュービクルさんには、いくつか驚かされることがあったのですが、その一つが豊富な電気の知識です。
いままで変電装置を導入していた経験もあるので、当初はこちら主導で商談や仕様決めを行っていました。しかし肝心の導入する設備の仕様や用途が、業務の関係もあって変わることになってしまったのです。この事態に迅速に行動してくれたのが、ジャパンキュービクルさんでした。
設備の大幅な変更を受けて、様々な経験に基づく提案を出してくれました。最初の打ち合わせは4月の初旬だったのですが、結果として機器が納品されたのは6月の中旬。今回導入したキュービクルは、『530kVACB型2から3面体』。もし仕様変更がなければ、もっと早く対応いただけたかもしれません。
これも取引で驚いたことの一つなのですが、ジャパンキュービクルさんは搬入作業も一元化されており、ワンストップで対応されるんですね。通常このような重量設備を導入する際は、ユニッククレーン費用は別途必要なことが多い。けれどこちらの業者さんは、ユニッククレーンもお持ちで、設置から配線工事まですべて一社で対応してくれました。最終的には、自社が導入する設備費用は高騰してしまいましたが、キュービクルをリーズナブルに導入できて満足しています。